今を生きる、そして楽しむということ

 今日は冷たい北風が吹き、北鎌倉にも初雪が見られるのではないか?僕は1月9日、10日、11日と3日連続の寒稽古を無事に終えてホッとしている。


 4か月ほど前から大きな素振りを取り入れてそれなりの効果を感じつつ、寒稽古にのぞんだ。しかし、諸先生からは厳しい指摘の連発でメッタウチにされました。そして、先生方の指摘至極もっともなことばかりで、何事も3年や4年程度では簡単に上達しないということを改めて確認した。


 アルバート・エリスの教えでもある、「何かが出来たこと」で自分を評価するのではなく、「何かに向かって努力している自分」を評価するべきである。ということを、まったく忘れている。人間とは何と愚かなのでしょう。剣道は特に、道でありそのプロセスがとても大切なのである。僕は何か勘違いをしていて、人より上手になろうとか。打たれないようになろうとか。まったく無駄なことばかり考えていたようです。


 もっと大切なのは、正しい剣道に近づくための地道な1mmにも満たない日々の精進なのです。ひと振りを確かめ修正して、その瞬間を味わうのです。アレソレの段位を取ることとか、勝負に勝つとかいうことはゴールではないのです。今、この鍛錬を楽しめるようにならなければいけません。だから、無駄な力も入るんですよね。身体や技術の鍛錬の前に心のベースをつくる必要がありそうです。急がば回ろう、そして、継続だけが力である。


 まずは日々の訓練を味わい楽しんでみようと考えています。



ShonanManabiya

Since2005 「湘南学び舎」鎌倉を世界で一番読書の盛んな街にする /Yasutoshi. Furuhashi

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