感謝という感情
ロバート・A・エモンズの「感謝の実験的な調査および日常生活の主観的幸福」(2003)という論文がおもしろかった。これは感謝という感情の効果の展望について調査・研究されたものである。その論文の中でロバート・エモンズ(2003)は「恩恵への意識的フォーカスが感情や対人関係の利点を持っているかもしれないことを示唆している」と述べている。
さて、我々は日常においてこの「感謝」という感情を意識しているだろうか、「ありがとう」という言葉を気軽に使ってはいるが、その大切な言葉に「感謝」という感情はこもっているのだろうか?もし、そのような気持ちをこめられたならば我々の日常は主観的幸福で溢れるのかもしれないのである。僕はしばらく、この「感謝」という感情の可能性について考えてゆこうと思う。
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